以前作ったミニチュアタープ。いろいろ張り方を試せていいのですが…
問題は製作に時間がかかることでした。最も時間がかかっていたのは、タープのグロメット(ハトメ)を針と糸で取り付ける作業。
そこで、より本格的に、より短時間でできるミニハトメ取り付けに挑戦しました!
これであなたもドール服作りなどに応用できる…かも!?(なんでや
必要な道具
まず、布に取りつけるミニハトメは、2.5ミリ金ブロンズの片面ハトメ。
とても小さなハトメでカワイイですね!でも、それはつまり落とすと悲劇。探し出すのに製作以上の時間がかかります。袋や皿に入れておきましょう!
内径は約2mmです。片面ハトメなので、菊割り棒が必要です。
次に、布に穴をあけるための道具、SUNDRY ロータリーレザーパンチ。
気分は昔の駅員です。意味もなくパチパチしたくなります。
棒状の穴あけポンチを買うという選択肢もありましたが、握っただけで穴をあけることができる、こちらをチョイス。
今回は、2mmのパンチにダイヤルを合わせます。
最後は、ハトメを打ち込んで固定させるための道具、菊割り棒。
菊を割ると聞くとちょっとお尻がむずっとしますが、違います。菊状にハトメを割り開く道具です。
百聞は一見にしかずなので、あとでどうやるか紹介しますね。
今回は、直径7mmの棒を使います。
ミニハトメの取り付け方
穴を開ける
布に厚紙を重ね、レザーパンチで穴を開けます。
パチンという手応えが、とっても気持ちいいです。
DDタープには19カ所のループがありますので、19個の穴を開けます。
ちなみに、SUNDRY ロータリーレザーパンチは蓋が取り外せられるようになっています。ゴミが捨てやすくていいですね。
ただ、パンチの穴がゴミでふさがりやすいので、もしふさがったら、千枚通しなどの細くて尖ったもので取り除いてください。穴を開ける前に石けんを塗っておくといいという話も聞きました。
片面ハトメを取りつける
今回の作業のハイライト。みんなドキドキ菊割りのお時間です。
穴に片面ハトメを通す
菊割り棒を当てて金づちで叩く
力はほとんどいりません。金づちの重さに任せて、やさしくコンコンと叩いてあげてください。
あ~、画像の菊割り棒は傾いていますね~。ダメですね~。必ず、棒を垂直にして叩きましょう!
しばらくすると、菊のように花開きます。
開いたハトメを布に固定する
開いただけではまだ取れてしまいます。完全に布に固定するために、金づちで叩いて、開いた部分を布に食い込ませます。
完成
まとめ
針と糸で縫いつけていた従来の方法より、
当社比10倍のスピードアップ!(体感)
布が破れても、作り直すのがあまり苦にならなくなりました。
やっててよかった、ミニハトメ式。
また、革小物のハトメ取り付け等にも応用できますので、キャンプギアの小物作りなどもできそうで、夢が広がります。
よろしければ、みなさんもどうぞ!
おまけ
様々な張り方を試してみました。
効率よくペグを打つ順を見つけたり、張り方の練習が簡単にできます。
ミニチュアタープ、オススメです!
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